『中谷宇吉郎随筆集』

中谷宇吉郎随筆集 中谷宇吉郎は雪と氷の研究をはじめとする、低温科学に業績を残した物理学者です。 雪の研究に関する作品。自伝的な作品。寺田寅彦に関する作品。科学知識の普及と科学的な考え方を語る作品。本書は数ある随筆のなかから、以上の四つをテーマに編集されたものです。 どれも面白いのですけど、恩師の寺田寅彦について語った作品が特によかった。 宇吉郎は東大で研究実験の指導を寅彦に受けることになります。学生は四人。前年に関東大震災があって、狭い実験室に不十分な器具という環境でありながらも、自由な空気で研究に打ちこむ学生の熱意と、寅彦への敬愛が伝わってきます。ビーカーで湯をわかして、紅茶を飲みながら無駄話をした、なんて話も実験室の学生らしい。 四つめのテーマにある、科学知識の普及と科学的な考え方を語るというのは、ある自然現象について如何なる疑問を起し、如何にしてその疑問を学問的の言葉に翻訳し、それをどういう方法で探求していったか、そして現在どういう点までが明らかになり、どういう点が益々不思議となって残っているかということを、筋だけちゃんと説明する。ことであって、自身の作品もこの思想に貫かれおり、それがやがて科学映画の製作へと発展していくのですね。

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雪だー

冷たい…。 湿った雪が降っています。 今日中にとけるでしょうか。 ちなみに雪が積もっているのは柿の実です。

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  • 柿に雪

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