『美術の物語』を買いに

2011/11/0317:26
いい天気だったので自転車で出かけてきました。 まずは書店へ。購入したのはE.H.ゴンブリッチ『美術の物語』。先日発売になったばかりのポケット版です。西洋美術史の入門書として大きい本は手が出ませんが、これだと気軽に読めそうです。 ちなみにポケット版は後半にカラー図版がまとめてあります。 お買い物も済んだので、あとはのんびりサイクリング。 北大のイチョウ並木が黄葉してきれいです。落ち葉がはらりと舞って今が見ごろ。文化の日で祝日のせいか人も多かったです。 ..

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『壊れても仏像 文化財修復の話』飯泉太子宗

2010/02/2711:45
壊れても仏像―文化財修復のはなし作者: 飯泉 太子宗出版社/メーカー: 白水社発売日: 2009/05メディア: 単行本 著者は財団法人美術院国宝修理所のスタッフを経て、現在はNPO法人を主宰し仏像の修復活動を行っています。 実際に修復に携わる立場から、修復の過程や文化財をとりまく状況を紹介しています。 仏像の素材と構造、どんな風に壊れそして修復するのかを、プラモデルなど身近なものと比べながら、くだけた文章でわかりやすく解説してあります。仏像を眺めるのは好き..

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少しずつ読むディーネセンの物語

2009/12/2211:13
本によってはイサク・ディーネセン、カーレン・ブリクセンなどいろいろ名義がありますが同一人物です。念のため。 『アフリカの日々』は良い作品ですが個人的にはあまりピンときませんでした。しかし書名に惹かれて手に取った『運命綺譚』にやられました。続けて読んだ『バベットの晩餐会』で決定的になりました。 聖書や神話がさりげなく配され、現実からはすこし浮遊した、おとぎ話のような雰囲気を漂わせる物語。けれど文章はとても理知的です。高まる緊張のなかにもユーモアがあります。そんなとこ..

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『贋作者列伝』種村季弘

2008/04/1312:21
フェルメールの贋作で有名なファン・メーヘレンをはじめ、数々の贋作事件が紹介されています。 作者がいて、画商や鑑定家がいて、コレクターがいる美術市場があって、流通の過程でペテンが発生し売買が成立すると「贋作」という犯罪になるわけです。 作品に贋作の嫌疑がかけられたときの関係者の反応は、喜劇としか言いようがないです。 例えばルーヴル美術館が買い取った『詩人ベニヴィエニの胸像』の場合、十五世紀ルネサンス彫刻の大発見と注目されたけれど、実際はイタリアの無名彫刻家ジョヴァ..

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芸術ってすごいよ

2005/01/3000:55
きれいだったり繊細な絵ももちろん好きだけど、そういう類ではなくて、実物の前に立ったときに内臓に響くような絵というのもある。今までの体験では神田日勝の「室内風景」とジョルジュ・ルオーの「バラを持つピエロ」のふたつ。ずしっと来る感覚というのはどこから来るのか解らないけれども、描いた人間と直に対峙する事に近いのかもしれない。神田日勝の絶筆「馬」は写真でしか見た事がない。馬の頭部から腹部までが描かれて、そこで中断しているのだけど、ぜひ絵の前に立ってみたいな。

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