あけましておめでとうございます

2009/01/0216:04
また新しい年がやってまいりました。 今年ももりもりと読書をして、ステキな本にめぐり会いたいものです。 昨年は武田百合子にしびれました。翻訳物や名作もぽつぽつと読んで楽しみましたが、今年もこの傾向は続きそうです。名作って、お宝の山なのですよね。 年末から正月にかけて読んだ本は、 『テンペスト』池上永一 琉球王朝を舞台に、一人の女性が性を偽り宦官として王府に入り出世していくという話です。 うーむ、池上永一なので普通の歴史小説ではないだろうと思っては..

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『風車祭(カジマヤー)』池上永一

2005/10/0813:04
風車祭(カジマヤー) (文春文庫)池上 永一文藝春秋 2001-08by G-Tools 沖縄の石垣島を舞台にした物語。 226年間も島を彷徨っているマブイ、ピシャーマに出会い恋をした少年武志。 長生きに執念を燃やし、97歳の生年祝いである風車祭(カジマヤー)を迎えるためには手段を選ばないオバァ、フジ。 しかし彼らの賑やかな日常と、信仰を忘れた島には危機が迫っていた。 うーん、最初に気になった事を書いてしまうと、漫画的なドタバタが過剰で、その部分が読んでいてだ..

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『バガージマヌパナス』池上永一

2005/08/2311:15
バガージマヌパナス―わが島のはなし (文春文庫)池上 永一文藝春秋 1998-12by G-Tools 沖縄の小島に住む綾乃は19歳。怠け者で飲酒喫煙万引きと素行も悪い。幼い頃から感受性が強かった彼女は、ある日神様からユタ(巫女)になれとお告げを受ける。86歳の親友オバァ、オージャーガンマーも巻き込んで、綾乃がユタになるまでを描く。 沖縄復帰後、観光客や日本(ヤマト)の文化が流入し、南の島ならではの時間の流れや民間信仰が薄れてゆく、という背景があります。しかしその伝..

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