『オルメードの騎士』ロペ・デ・ベガ

2010/06/2010:21
オルメードの騎士 (岩波文庫)作者: ロペ・デ ベガ出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2007/08メディア: 文庫 スペインの劇詩人ロペ・デ・ベガ(1562~1635)による戯曲です。 オルメードの騎士ドン・アロンソは、メディーナの町で美しい娘ドニャ・イネースを見初め、魔女ファビアに恋の取り持ちを頼みます。二人の気持ちは通じあいますが、イネースに恋する騎士ドン・ロドリーゴはアロンソに嫉妬し殺意を抱くのでありました。 ロペ・デ・ベガはシェイクスピア(..

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テネシー・ウィリアムズを二冊

2008/06/1212:45
ガラスの動物園 (新潮文庫)小田島 雄志 新潮社 2000by G-Tools 戯曲に興味がわいて、有名どころを二冊読んでみました。 『ガラスの動物園』 母アマンダ、足が悪く内気な姉ローラ、夢と現実の間で苦悩し、やがて家を出る語り手のトム。家族への想いと孤独がやるせないです。 『欲望という名の電車』 没落し若さを失って妹のアパートに身を寄せたブランチが、華やかな過去の夢と、野卑でたくましい妹の夫たちとの生活の間でしだいに神経を病んでいきます。 どちら..

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『夜の来訪者』プリーストリー

2008/05/3011:22
夜の来訪者 (岩波文庫 赤 294-1)安藤 貞雄 岩波書店 2007-02by G-Tools 戯曲です。 1912年、イギリスの裕福な工場主であるバーリング家では、娘の婚約を祝う宴が開かれていました。そこへ警部を名乗る男が現れて、ある若い女性が自殺して今夜亡くなったことを告げるのですが…という話。 スタンリイ・エリンあたりの、上質な短編を読んでいるようでした。 若い娘の死に関わる人間模様を暴いてくのにはドキドキ感があり、警部とバーリング家の人々の会話によって..

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