チャングムの誓い 第54話

第54話「我が道」

人を生かす道を邁進するチャングム。直線的な行動は最終回でも変わらず、事あるごとに人体を切りたがる彼女にちょっと笑いました。

チャングムは王の治療法として開腹手術を提案しますが、周囲は猛反対。エライ人たちは中宗にチャングムを厳罰に処し、医務官の脈診を受けろと騒ぎます。しかし中宗は退けました。余の主治医は医女大長今であると。
中宗の深い信頼に感動したチャングムは再び手術をすすめます。しかし中宗にはあまりその気がないようですね。彼女への感謝と愛情を示す中宗。それは私も同じだと答えたチャングムは、再び手術をすすめます。しぶといです。

中宗はチャングムの言うとおりにすればまだ生きられると感じつつも、そうした場合のエライ人たちの騒ぎ、山のような奏上文、チャングムの置かれる立場を憂慮するのでした。
ここでチャングムが再びやってきます。中宗視点のカメラが、お灸の準備をする彼女の指先、唇、眼差しなどをなめていくシーンがなかなかにキモイ。←ごめんなさいごめんなさい

中宗はネシブの長官にある密命をくだします。チャングムは宦官たちによって無理やり連れ去られます。向かった先には荒地を耕すチョンホ様が…。ふたりは力いっぱい抱き合ったのでした。
道中船に乗った彼らですが、宦官のみなさんはずーっと立ちっぱなしだったんでしょうか。もう気になって気になって。

チョンホへの王命はチャングムとともに明国へ向かうこと、中宗の言葉をチャングムに伝えることでした。
感謝の気持ち、チョンホを追い出したことと、チャングムの命を狙う者から守ってやれなかったこと(彼女が王宮から消えたことにより、追っ手がかかる)への謝罪、これからは思う存分医術を施し人びとを救うことなどです。
「愛とはなんであろう?」と問い続けた中宗の、彼なりの愛情が最後に示されましたね。けっこう美味しい役だなあなんて思ったのですけど。

旅の途中で中宗が崩御。宮中に戻ろうとするチャングムですが、巷には手配書が出回り、逃げるしかありませんでした。

八年後、ふたりは国内に留まり、娘ソホンをもうけ、逃げ回りながらも人びとに医術をほどこしていました。娘に目立ってはイカンといいながら、妊婦に手術をしようとして騒ぎを起こすチャングムです。人体をなんとしても切ってみたい…。(笑)

あるきっかけでチャングムたちが国内にいることを知った皇太后(以前の皇后)は、ふたりを呼び寄せ身分を回復。宮中ではチャンイが尚宮になってましたね。
チャングムは宮中ではなく、外で民を救うことに専念したいと皇太后に申し出て、許されます。そしてこれから行く道は実りの多い道だと確信しながら、家族で旅立ったのでした。

「人の体に刃物をあててはいけない、この国ではまだ時期がはやすぎる」とチョンホ様に諭されたけれど、病人を前にしたチャングムにそんなのは通用しません。難産で命が危うい妊婦を手術で救います。ついに人体を切りました。
「だからいったでしょう?ちゃんとできました!」
目を輝かせ、顔を紅潮させる彼女にチョンホは思うのです。
「きっとこれからも、この人は時代に逆らい、時代に問い続けていくだろう。人の命を救ってなぜいけないのかと」


…終わってしまいました。後半はおまけみたいなものですね。
しかし久々に毎週欠かさずドラマを見ましたよ。面白かったー。荒唐無稽だろうがなんだろうが、見るものを前へ前へとひっぱるパワーはすごかった。内容にハートがこもってましたし。
最後にここを読み続けてくださった皆さまに感謝です。私がこっそり読んでいた数々のサイトさまにも感謝です。いろんな解釈、いろんな共感、いろんなつっこみを楽しませていただきました。
ありがとうございました。


この記事へのコメント

  • ひろねこ

    こんばんは。チャングム全部見ました!
    そしてまた二度目に見ているところです(笑)。
    本当に面白いですよね。私のベスト・ドラマです。
    2008年06月21日 23:46
  • nao

    >ひろねこさん
    ひろねこさん、はまってるな~。おー、ガイド本かー。
    と、エントリーを読みながらニヤニヤしてました。
    笑って泣いてヒロイン以外の人物の人生もてんこ盛りで、繰り返し見てもすごく楽しめますよね。
    2008年06月23日 11:06

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