チャングムの誓い 第51話

第51話「医術の心」

どんな病に対しても、どんな患者に対しても、真摯かつ献身的な態度のチャングム。それにネイウォンのみんなが心打たれて宗旨を変えるってのが、ご都合主義度が高いかなーと思う51話です。

キョンウオン王子の病名ははっきりせず、中宗はチャングムに診せることを皇后に提案します。皇后は拒否。中宗は皇后がチャングムに寄せる信頼や、彼女の人柄、技量をみこんでの発言だったのですが、皇后は「医女に任せる=自分や王子が蔑ろにされている」と受け取ったようですね。

チャングムはファリンソに戻ることになります。「志を捨てるのですか」と引き止めるチョンホ様。そのチョンホを弾劾する文書が王のもとに多数届けられます。主治医の件にひとり賛成したのは国の掟を犯しているから流刑にせよ、というものです。中宗はチョンホを呼び真意をただします。チョンホは「優れた男ではなく、優れた人を適所に据えること」が大事だと答えます。優れた人物を王のそばに置くことが自分の長けている所だとも述べ、中宗を洗脳(笑)
十五歳で科挙に首席で合格したチョンホは、当時中宗に招かれ「君主と臣下の道義」について同じことを述べたらしく、中宗は感慨にひたるのです。
エライ人たちは中宗とチョンホの接近を苦々しく思い、チョンホを排除すべく一丸となります。チョンホの上司も例外ではありません。

その頃チャングムのいる西のファリンソに天然痘の患者が運びこまれます。治療法も予防法もない天然痘の伝染をくい止めるためチャングムが打った手は、
 1.効く薬を見つけるため、チャンドクに協力を求め薬を無償で配る。
 2.予防のため街角で啓蒙活動をする。清潔を保つなどですね。
 3.患者を人里離れた場所に集めて隔離し、一人看護にあたる。
同時に治療法を見つけるため、患者の病状を記録し続けます。
この様子を都の視察をしていたイクピルたちも見ています。

宮中ではキョンウオン王子も天然痘と診断され隔離されます。周囲に止められても王子のもとに足を運ぶ皇后。イクピルはひとりチャングムのもとを訪れ、病の子供を抱いて励ます彼女を見つめるのでした。
ファリンソでは治る患者が出始めます。症状を無理に抑えずにいると助かる患者がいることを発見。そんなチャングムのいる小屋に皇后がお出ましです。もの凄く非現実的な演出です。そんなバカな。王子の治療にあたってもらうため、皇后自らチャングムを迎えに来たのです。

宮中ではチャングムを見る目が変わっておりました。憎まれ口を叩いていたウンビも。ネイウォンは王子を救うため一丸となります。みんな一丸となるのが好きだなー。いきなり和気あいあいです。で、王子は完治。中宗と皇后は感無量。皇后はチャングムに人を殺めさせようとした自分の過ちを認め、謝罪したのでした。
都の天然痘も終息しつつあります。チャングムのお手柄です。

中宗はチャングムに褒美を授け、さらに品階(官位のこと)を与えて自分の主治医に任命します。エライ人たちは激しく反発。そこへイクピルが現れ「ネイウォンは王の志に従います」と表明。
「え?!」と驚くエライ人たち。
ネイウォンの皆さんは、チャングムの医術者としての姿勢に感じ入ったわけです。彼女の医術は母の愛とか言ってしまいます。私はなんでも「母性愛」に結びつけるのは短絡的に思えてあんまり好きじゃないんですけど…ま、いいか。
このままではイカン、とばかりにエライ人たちの抵抗は続きます。
ムキになった王は反論があるたびに品階をどんどん上げていく暴挙にでました。最終的に「従六品・主簿」まで上げ、ミン・ジョンホに辞令の交付を命じたのでありました。

転向後のネイウォンの和気あいあいぶりが気持ち悪いぐらいです。
しかしイクピルも振幅の激しい人だなあ。潔癖なんでしょうけど…。


この記事へのコメント

この記事へのトラックバック