チャングムの誓い 第43話

第43話「皇后の決断」

チェ女官長につっこまれたネシブの長官はシラを切りとおします。声を荒げる長官なんて初めてでは? 納まらないチェ女官長に対し、ユンスは「ネシブの役人に探りを入れては」と提案。
チェ女官長の「誤診」の言葉に反応して、それを打ち消すユンス。そしてパンスルは、チェ一族がチャングムにこだわる理由をオ・ギョモにただされ…と利害の一致していた者同士の歯車がかみ合わなくなっていく第43話です。

ユンスは王の病に疑問を持っています。そこでヨリに指示を出し、いろいろな薬の処方をこっそり試すのです。
チャングムは信頼するシンビには事情を話し、王の病を調べ続けます。薬の処方を担当のチョドンに尋ねたものの、ヨリが処方も見せないし薬もいじらせないとか。チャングムは医女たちが使った薬剤の記録をチボクに見せてもらい、ユンスとヨリの動きに気づくのです。チャングムに恋するチボクの目がキラキラしていて不気味だわー。あと、弱気なユンスを叱咤するヨリですけど、表に出る感情も物事のやり方も荒っぽくなってきてますね。

ユンスたちが真実に到達すれば誤診の事実は隠蔽される。チャングムはハン尚宮の名誉回復のためにも、自分が先に真実を突き止めねばと思うのです。
一方チョンホはパンスルの元にあった地図の写しを入手。地図の印が、以前ある隠密から奪った地図に似ていると感じます。しかし奪った地図は、保管場所から消えておりました。

オ・ギョモとパンスルは、ネシブの役人から日誌持ち出しが事実だったと証言を得ます。口を割った役人の主な任務は王の財産管理で、パンスルに何か弱みを握られたらしい。チェ女官長に再び直撃され、困ったネシブの長官は皇后に判断を委ねます。皇后は掟どおりに処分するよう指示。チャングムは口を塞がれ、袋を被せられて連行され、役人に毒の入ったびんを差し出されたのでした。

翌朝、チャングムが消えて安心するチェ女官長とクミョンでしたが、突然王が倒れ、食事を作ったクミョンがネシブに連行されます。前日にパンスルが手配した食材で料理を作っていたのです。ヒリュウとヤマブシダケってどんなのだ? 具合がわるーい中宗の前で能書きを並べるクミョンと、食材を取り寄せたのはチェ一族ですとポイント稼ぎをするチェ女官長。病人なのに気を使わせられて、王も大変です。

王が倒れた原因がわからず会議は紛糾。ユンスは王の薬は変わっていないと嘘をつき、食材に疑いをかけるのです。硫黄アヒル事件の時も今回も、スラッカンの最高尚宮が個人的に用意した食材だと指摘。これはチェ一族にはイタイですね。「誤診では?」と抵抗するチェ女官長の声もデカくなる。結局ネシブ、ネグミ、ネイウォンが合同でスラッカンを調査することに。

宦官に袋詰めにされたチャングムは、皇后の前に引き出されます。このお部屋は何? 後ろの屏風の絵は何? 秘密の仕置き部屋ですか?
椅子からチャングムを見おろして皇后は言います。
お前は既に死んだも同然。すぐに殺さず猶予を与えたわけは、王の病が誤診ではないかと考え、真実を突き止めようとしていると聞いたからだ。それを突き止められたなら、再びこの世に戻してやろう。突き止められねば、永遠に闇に消え去るのみ。

チャングムに選択の余地はありません。冷徹な皇后ですけど、その面持ちからはチャングムと同様に必死さもうかがえました。

ネシブ内部の力関係がいまいちわからないです。長官に絶対的な権力もなさそうだし、口を割った役人は、他に処分されないような保険でもかけてるんでしょうか。ううむ。
あとチャングムの復讐を知ったイクピルの反応が、なんか普通でした。己に重ね合わせて感傷的になるなんて…。もっとキレのある反応を期待したのに。


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