チャングムの誓い 第38話

第38話「丸薬の秘密」

怖い怖いと言いながら、ヨリ様の視線から表情からなめるようにヲチしていたんですけど、今回一番インパクトがあったのは、中宗の「しかし、愛いやつぢゃのう」というセリフでした。ノーマークでした。侮れません中宗。

皇太后の症状は脚気の進行によるもの。鍼も薬もだめな状況のため、ウンベクはスラッカンに食事の指示をだします。しかしその食材は皇太后が嫌いな物ばかり。クミョンから献立表を見せてもらったチャングムは、脚気の原因は皇太后の食習慣にあると気づきます。皇太后は脚気によい食物は全て嫌いという偏食家でした。イクピルは特効薬になりうる丸薬を、チャングムにこっそり作らせます。

皇太后はクミョンの作ったものが嫌いな物ばかりで食べられません。しかしチャングムの作った丸薬はお気に召したようです。面白くないヨリ様がイクピルに苦情です。丸薬を作るのは私の仕事、チャングムはまだ見習い、と。さらにヨリはチャングムのあとをつけて丸薬の中身を知りユンスに告げ口。それを聞いた皇后が怒りますが、皇太后の体調はだいぶ良くなっていたのです。丸薬のおかげ、とイクピルをほめる皇太后。丸薬は嫌いなニンニク、ナツメ、米ぬかを使っていると聞いても皇太后は怒りませんでしたね。逆に感心しきり。
ユンスが「何も出さないわけにはいかないから、煎じ薬を出せ」みたいなことを言ってて、事なかれ主義だなあと思ったのですけど、宮中での保身を考えるとこれが普通なのかも。

皇太后が元気になると困るのがオ・ギョモ一派。チェ女官長が薬を下げろだの食事がだめだのと地味に妨害しています。が、結局功臣田の削減案も通ってしまい、皇族の信頼も失い渋い顔です。
クミョンはチャングムが目の前をちょろちょろするので苛立ちを隠せません。それをじーっと観察しているのがヨリ様。ヨリはチャングムがお手柄でみんなに誉められるのも気に食わない。クミョンに接触して取り引きを申し出るのです。富と権力と引き換えにチャングムをどうにかすると。
いやー、クミョンはヨリみたいな女は嫌いですよね。多分。互いに信用なんかしていないでしょう。狐と狸です。なんとなくクミョンが狸のイメージ。

ヨンセンの元に中宗がやってきます。丸薬の件でネシブの長官がチャングムに気づいて声をかけてくれましたけど、そのときチャングムがお願いしたのがこれなんでしょうか。違います?
泣いていたヨンセンを見て以前の事を思い出す中宗。ミン尚宮の謎のアドバイスどおりに振る舞う怪しいヨンセン。中宗の「しかし、愛いやつぢゃのう」というセリフに腹の皮がよじれる。

一方チャングムは皇后に呼ばれます。皇后は流産の時のこと、皇太后との賭けのこと、そして今回のことでチャングムに関心を持ったのです。皇后もチャングムが女官であったことに気づきます。硫黄アヒル事件でのハン尚宮の潔白を訴えるチャングム。皇后はその事件が権力闘争のうねりであったことは承知でした。オ・ギョモがチョ・グァンジョ一派を掃討していた時期らしい。しかし今はそれを糺す時期ではない、と皇后はチャングムを慰めます。そして時が来れば謀反の件もチャングムの身分のことも力になれるかもしれない、だから自分の力に、自分の担当になってくれと働きかけます。チャングムが感激しないわけがありません。
メミルチョンビンが食べたいという皇后のため、厨房にやってきたチャングムはクミョンに遭遇。怒るクミョンであります。
「何をしているのむかっ(怒り)

復讐を果たしたいチャングムにとって、皇后は願ってもない味方に思えるのでしょうけど、皇后だって権力闘争に参加しているひとりです。皇后側についた、という自覚がチャングムにどれぐらいあるのかがちょっと気になります。

チャングムがヨンセンと一緒に丸薬をつくったり、ミン尚宮、チャンイ、ヨンセンと一緒に食事をつくる場面はほろりとさせますね。


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